補聴器用空気亜鉛電池は使用している材料や動作原理が一般の乾電池とはまったく異なります。

【使用に際して】

①補聴器用空気亜鉛電池はご使用前にシールをはがしてから、30秒以上(冬場は1分程度)放置後にご使用ください。
また、ご使用にならない場合は、元のシールを孔のあいている面にしっかりと貼り付けてください。
セロテープなどは接着のりが残る場合がありますので絶対に使用しないでください。

②電池の残量を測定する場合は一般の電圧測定用テスターなどは使用せず、市販されている補聴器用電池チェッカーなど
補聴器用電池専用のチェッカーをご使用ください。

【注意事項】
1.電池が冷えている場合は、体温で少し温めてからご使用ください。

2.お部屋の換気はこまめに行ないましょう。
・石油やガスのファンヒータやストーブをご使用される場合、空気中の二酸化炭素が電池内部に入りこみ、電池の性能を
劣化させます。
⇒ 使い方によっては、電池の寿命が約1/2~2/3程度になる場合があります。

3.電池をつけたまま補聴器を乾燥ケースに入れないでください。
・乾燥した空気は電池の中の電解液の水分が蒸発しやすくなり寿命が短くなります。
補聴器を乾燥ケースに入れる時は、手間はかかりますが電池をはずして、電池にシールを貼ってから補聴器だけを
保管してください。
⇒ 使い方によっては、電池の寿命が約1/2~2/3程度になる場合があります。

4.新品電池と交換される時は、石油ストーブなどの暖房器具から遠ざけてください。
・シールをはがした直後は、一度に酸素を取りこみます。二酸化炭素の多い空気は劣化を促進させます。
出来るだけ常温・常湿の新鮮な環境で交換をしてください。

5.予備用電池(買い置き)の保管は、高温・低湿度・高二酸化炭素の環境をさけて保管してください。

以上の事を守ってご使用お願いします。