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認定補聴器技能者 諏訪 剛

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認定補聴器技能者とは、一定の補聴器の販売や調整などに携わる人に対し、(財)テクノエイド協会が、厳しい条件のもと、基準以上の知識や技能を持つことを認定して付与する資格です。 認定補聴器技能者にインタビューを行いましたので、補聴器や聞こえに対する想いをご覧ください。

認定補聴器技能者 諏訪 剛(平成25年資格取得)

Q1:認定補聴器技能者を目指すきっかけとなった出来事や、そのときの思いを教えてください。
入社以来、先輩方が次々と認定補聴器技能者の資格を取得している姿を見ていたので、資格に対する憧れは強かったです。そして資格の必要性を痛感したのは、あるお客様から「あなたは認定補聴器技能者の資格をもっているの?」と質問をされたことです。まだ資格を取っていない旨を伝えたところ、「それじゃあ、あなたは駄目ね。資格を取っている人に対応して欲しいから。」と言われてしまい、その時は内心悔しい思いで一杯でした。しかしお客様の立場で考えれば、有資格者に対応して欲しいのも当然だろうと思います。お客様に信頼していただき、また私自身も自信を持って仕事をしていく為に、認定補聴器技能者の資格取得を目指しました。
Q2:資格を取る前と今で、接客の仕方や仕事の品質、ご自身の意識はどう変わりましたか?
特に変化はありません。資格の有無に関係なく接客の仕方や仕事の品質は、常に高めていかなければならないと考えています。
Q3:業務に対する哲学、モットー、接客の心がけなどがありましたら詳しく教えてください。
座右の銘や故事成語など、どんなことでも構いません。

私が言うのもおこがましいのですが、「聞こえのお手伝い」ではなく「人生のお手伝い」をさせていただく気持ちで、お客様と日々接しております。

接客風景
聴力測定風景
Q4:資格取得までの期間で何が一番思い出に残りましたか?
資格取得までの期間や試験勉強は、憶えの悪い頭と試行錯誤しながらの日々だったので、あまり良い思い出はありません‥。やはり資格取得した瞬間が(合格通知が届いた時)一番良い思い出です。
Q5:今までに印象に残ったお客様のエピソードについて教えてください。
「補聴器なんて俺はいらない!」まだ入社して間もない頃、A様がご来店して開口一番おっしゃった言葉です。同居しているご家族様が不便を感じた為、半ば強引に連れてこられた‥と言う感じでした。私からA様に質問やお話しをしても、ほぼ無言‥。しかし補聴器の使用を開始したところ、あれだけ嫌がっていた補聴器を毎日使ってもらえる様になりました。その矢先、A様が体調を崩され入院してしまい、二ヶ月後に亡くなられてしまいました。四十九日法要を終えた頃でしょうか、ご家族様がご来店なさいました。補聴器を使用してから聞こえる様になりA様が喜んでいた事、入院中もA様が「退院したら諏訪くんに会いに行きたいな」と話して下さっていた事を、ご家族様から伺いました。そしてA様が亡くなる5日前に私に宛てて書いて下さった手紙を、ご家族様から渡されました。手紙には「ありがとう、がんばって」今まで私が貰った手紙の中でも、一番短い手紙でしたが、一番心に刻まれた手紙です。
私はA様から、「人に感謝する気持ちを忘れない」と言うことを教えていただきました。
Q6:あなたにとって、認定補聴器技能者とは?
お客様の聞こえ能力が最大限に発揮できるように努力する事です。
お客様に喜んでいただいて初めて、本当の認定補聴器技能者になれると考えております。
Q7:補聴器に携わるお仕事をされていて、よかったと思われるのはどんな時ですか?
また、資格取得をめざす後輩へのメッセージをお願いします。
月並みですが、お客様から「ありがとう」と言っていただけた瞬間が一番嬉しいです。お客様からお礼の言葉を頂戴できるのは、他の販売業ではあまり無いことだと思います。これからも沢山の「ありがとう」を言っていただける様に、そして大切なお客様の為にも日々自己研鑽していきます。
補聴器認定技能者の資格は、補聴器を適正に供給する為にも重要な資格だと思います。資格の取得にあたり学んだ知識は業務においても役立つ事が多いので、一人でも多くの方々に補聴器認定技能者の資格を目指していただきたいです。