10月8日(金)リオネットセンター大宮店補聴器ブログ担当柴田です^^

昨夜の地震で電車が各線遅延していますが、リオネットセンター大宮店は午前9時から平常通り
本日も営業を行います。お気を付けてご来店ください。

今日は一般的に補聴器販売店で行われている、補聴効果測定について真面目に書きます!

あなたの補聴器、実は良く聞こえていないかも知れません!

以前の真面目なブログで認定補聴器技能者の技量差について憂いてしまいましたが、
私は大丈夫と思っている認定補聴器技能者が多いのでブログで啓蒙活動を行います!
最近は聴力測定室内に補聴効果測定装置を用意して、補聴効果測定を行う販売店さんが増えています。
(認定補聴器専門店では設置が必須の設備になり、当然リオネットセンター大宮店でも設置しています)
しかし、その測定を正しく理解して行っていない認定補聴器技能者が増えている様に感じます。
(正確には昔のやり方をそのまま惰性で続けていると言った方が適切かも知れません)
その測定は装用閾値の測定です!

上の図は装用閾値測定結果の一例なのですが、補聴器非装用時(△)と補聴器装用時(▲)の差を
測定してファンクショナルゲインを算出します。
この測定で大事なのは、必ず補聴器非装用時(△)と補聴器装用時(▲)を測定することにあります。
しかし、補聴器装用時のみ測定を行い良く聞こえていますね~と判断する認定補聴器技能者がいます。
補聴器装用時だけの測定では、ファンクショナルゲインの測定は出来ません。
また、以前の記録と照らし合わせるとしても前提となる補聴器装用者の非装用耳の聴力が変化している
場合もあり、判断が適切に行えません。スピーカーとの距離が変わっている可能性もあります。
(校正距離を決めて測定をしているはずなので、極端に変わるケースは考えにくいですが)

また、正しくファンクショナルゲインを測定したとしても装用閾値はどの位小さい音が聞き取れるかを
確認するだけなので補聴器の最大の目的、会話がしっかり聞き取れるかを確認することは出来ません。

【続きます】


★リオネットセンター大宮店は認定補聴器技能者が常駐している認定補聴器専門店です★

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